aiver

aiver は2017年末に結成、2018年3月から本格的に活動を始動させたバンド/アーティストコレクティブ。
その独自の活動は、国内外や時代を問わない幅広い音楽的バックグラウンドと、先端技術への深い知識に裏打ちされている。

これまでにNYの新世代R&Bシンガーである Tangina Stone、LAのオルタナポップデュオである Happy Hollows などといった国際色豊かなアーティストと共演する一方で、Circus Tokyo では、Ars Electronica や 文化庁メディア芸術祭 などでの展示経験もある 脇田玲 や、ライブコーディングの第一人者である 田所淳 といった一流クリエイターたちとの共演も果たした。
さらに、昨年惜しくも閉館したBankArtStudioやBankArtSilkといったアートスペースなどにおける出演経験もあり、その独自のパフォーマンスはとてもバンドの枠に収まるものではない。
また、メンバーはそれぞれにAI、VR、ブロックチェーン、ジェネラティブアートといった先端技術の領野にバックグラウンドを持ち、それらを活かしたサウンド/ビジュアル表現も1つの武器としている。

  • Double Bind

    aiver

    2025.10.22 RELEASE
    CURATIORS COMMENT:
    • 2018年3月から本格的に活動を始動させたバンド/アーティストコレクティブ・aiver、1stアルバム「Double Bind」をリリースする。 制作にかけた長い時間の中で一つ一つの楽曲が奇妙な変形を続ける中で意図せず形成された矛盾、それ自体がこの作品が保有する最大の特徴であると語る今作。 エレクトロミュージックをベースとしつつもオルタナティブやロック、J-POPなど様々な音楽性を貪欲に吸収し、aiverとしての独自性を確立したそのサウンドは、近未来的でありサイバーパンクのような電脳世界を想起させるようなものとなっている。 単一的に激しいだけではなく、絶妙な音の抑揚、サンプリングの複雑な絡み、メロディの多彩さがどこかしっとりとしたアーバンな雰囲気を演出している。 緻密な計算のもとで構築されている音の流れがあまりにも美しく、奥ゆかしいため、聴けば聴くほどにその虜になってしまうようである。 今作のリードトラックはM5「HFMK」であり、どこか馴染みのある8bitサウンドを感じさせるようなレトロで、ノスタルジックかつポップな印象を受ける仕上がりとなっている。 変拍子と女声ボイスサンプリングとの掛け合いが、まさに深淵を覗き込んだかのような果てしない音の世界の広がりを体現しており、その複雑に絡み合うリズムと音とが耽美な世界観を体現しているようである。 非常に複雑な構造となっているが、後半からのポップさ全開の展開や、前半のオルタナティブエレクトロな部分を含めても、彼らの音楽に対する美意識、こだわり、そしてそこから生まれる矛盾を全て注ぎ込んだ超大作となったのではないだろうか。 ジャンルに縛られることなく、ただ自身の表現したいことを追い求めた結果生まれた今作は、まるで宝石のように美しく、唯一無二の輝きを発しているようだ。(
  • silver wave

    aiver

    2020.08.19 RELEASE

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