Jack Bruce, Char, 屋敷豪太
Jack Bruce, Char, 屋敷豪太(ジャックブルース / チャー / ヤシキゴウタ)
ロック史にその名を刻むスーパー・ロック・トリオ=Cream。バンドの中心人物として、エリック・クラプトン(Guitar)、ジンジャー・ベイカー(Drums)とともにバンドを牽引したのが、ジャック・ブルース(Lead Vocal & Bass)だ。彼が、Char、屋敷豪太とともに行なったスペシャル・ライブが9年の時を経て映像化! 期間限定でオンライン配信されることとなった。
この夢のようなステージが実現したのは2012年8月のこと。東日本大震災によって傷ついていた日本を盛り上げるべく企画されたライブで、ジャックはオファーに対して“どの曲を歌って欲しいかリストを送ってくれ”と快諾したという。
こうして発足した新プロジェクト“Jack,Char&Gota”は、30分程度のリハーサルを行なっただけでBillboard Live OSAKAにて最初のステージを迎えることとなった。卓越したセンスとテクニックを持つもの同士だからこそ、事前の細かい打ち合わせは必要なかったのだろう。一緒に音を出し演奏することがお互いに理解を深めるための最善の方法であり、それを証明するかのように“音楽”を通して会話するかのようなスリリングなジャム・セッションがくり広げられていく。
今回映像化されたのはBillboard Live TOKYOで行なわれた2ndステージ。そのパフォーマンスからは、プロフェッショナルが相対することで生まれる独特の張り詰めた緊張感と敬愛の念、そして巨大な音楽愛がステージを包み込んでいるのを感じ取れるはずだ。「クロスロード」、「バッヂ」、「サンシャイン・ユア・ラヴ」、「ホワイト・ルーム」といった名曲たちが、原曲へのリスペクトを込めつつJ,C&Gのカラーに染め上げていく様は必見! 多くの楽曲でCharがお馴染みのムスタングやストラトキャスターではなく“クリーム期のクラプトンの愛器”だったギブソンSGを手にしていたことや、耳と指先に染み付いたお馴染みのフレーズを粋に崩しながらリード・フレーズを紡いでいく姿も深いリスペクトを感じさせるポイントのひとつだ。またジャックが20年以上ぶりとなるクリームの演奏で、フレット付きベースを弾きながら歌っていることも胸が熱くなるハイライトと言えるだろう。
ロック史にその名を刻む名手とともに、時に火花を散らし、時に互いを支え合い、彼らだけのサウンドスケープを描き出した奇跡の一夜。伝説を生きる男たちが真っ向勝負をして奏でた名演の数々に、ぜひとも酔いしれてほしい。
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White Room(Live in Japan)
Jack Bruce, Char, 屋敷豪太
2021.06.16 RELEASEKEYWORD: