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TBSラジオ『脳盗』の企画「脳盗王」で準優勝し、街裏ぴんく氏のTBSポッドキャスト『虚史平成』のジングルとBGMを担当するなどマルチに活動する宅録音楽家・綿貫雪、新曲「何時何分何秒地球が何回まわったとき？」をリリース。 音楽面ではわたし自身のルーツであるような音楽を散りばめながら新しいサウンドに仕上げたと語る今作。 オルタナティブで気鋭なエレクトロサウンドはそのままに、これまでの作品以上にメロディに意識が向いたサウンドメイクとなっており、ボーカルや歌詞にもしっかりとフォーカスが当たったものとなった。 「何時何分何秒地球が何回まわったとき？」という小学生のようなひねくれ感があるタイトルを体現するかのように、どこか理屈っぽく、そしてドラマティックに歌詞の世界観が展開していく。 これまでの作品と一線を画すように、より人間味のあるラブソングとなっている。 カオスな音ではありつつ、その核はまるで子供の心のように純真な感情であり、綿貫雪として真っ直ぐな想いをぶつけたのがこの作品なのではないだろうか。