FRIENDSHIP.

FRIENDSHIP. staff »

コロナ禍に名古屋で結成された、シンガーソングライター・KiBiとプロデューサー・yopecoによるポップスユニット・sucola、約1年半ぶりとなるEP「MUNI」のリリースが決定し、そのEPの収録曲である「トロイメライ」が先行シングルとしてリリースされる。 ヨナ抜き音階にチャレンジした作品で、「千代に八千代に 君のまにまに」という日本語っぽい響きが浮かび、風の便りのような、包容力や祈りを感じる歌詞にしたいという想いで制作された。 これまでのsucolaらしい、シティポップやベッドルームポップのような音楽性を基調としたトラックに東南アジアミュージックの要素が加わり、全体的にオリエンタルな雰囲気となっており、KiBiのどこかセンチメンタルな歌詞の世界観が聴き手の心を優しく包み込むそんな仕上がりとなった。 ダンサブルなトラックの上を踊るように煌びやかに艶やかに展開していくKiBiのボーカルが非常に魅力的であり、ドラマティックな内容となった。 sucolaとしてのJ-POPがさらに磨きがかかり、独自の世界観を確立したことを感じさせるそんな1曲ではないだろうか。