Maia Barouh

マイア・バルー 東京生まれ、パリ育ちの日仏シンガーソングライター、フルーティスト&マルチミュージシャン。
日本民謡からフレンチラップ、フルートの即興からエレクトロ、グルーヴからポップスとマイア・バ ルーの音楽は想像超えるところで混ざり大胆でユニーク。
モダンとルーツの間の道を常に開拓中だと彼女は言っている。
仏人の歌手の父ピエール・バルーと江戸っ子の画家の母の元、小さい頃から世界中を巡り様々 な音楽を吸収。ブラジル漫遊中に聴いた音色に感銘を受けたのをきっかけにフルートを始め、 パーカシヴで激しくかつ尺八に似た様な独自のスタイルと音獲得する。
東京で高校生の時からフルーティストとしてプロ音楽活動を始めロック、アフリカ、ブラジル系、DJ やダンサー、シャンソン歌手、ストリッパーの伴奏などジャンル問わずに数々のコラボを重ねる。 18歳の頃、ネオちんどんバンド、「かぼちゃ商会」と運命的な出会いをし急遽サックスを独習、担 当した。 その後「ちんどんブラス金魚」のメンバーとしてもサックスとフルートを演奏とかつ作曲と 編曲を手がける。 同じ年にソプラノ歌手深川和美とDuoを組みアルバム「アミチエ」を製作し発 売。 2005年より『CABARET SHINJUKU』(日本の個性派ミュージシャンをフランスに 紹介し日 仏音楽の橋渡しをするイベント)のプロデューサーを務め、レ・ロマネスク、日比谷カタン、桃梨を 引き連れ2回に渡るフランスツアーを成功させ、 彼女が日本で出会った数々の日本のアーティス ト大集合の初プロデュースオムニバスアルバム、“KUSAMAKURA”がフランス、カナダ、日本で発 売。
2004年父、ピエール・バルーの3ヶ月に渡る全国ツアーに同行し奄美大島で演奏した際、島唄に 感銘を受け、その後中村瑞希、中孝介らの若い世代の唄者たちのアルバム6枚にフルートで参 加。次第に自分でも独学で島唄のテクニックを学び自分の音楽にブレンドしていくようになる。
2006坂本龍一のレーベル、『コモンズ』からオムニバスアルバム“にほんのうた”に参加し日本の 初ワルツだと言われている「美しき天然」を編曲し歌った。
2007年からAbu(e.bass)と駒澤れお(African percussion)と共に始めて歌を主体とした自分のバ ンドを結成し5年間のあいだ全国を周る。 2009年にクリス・ペプラーの熱狂的なラブコールで J-WAVE/TOKIO HOT 100 awardsのオープニングアクトを担当する。その後EARTH DAY TOKYO、FUJI ROCK、Gilles Petterson presents WWフェス (@Liquid room )などにも出演。 2010年、佐藤タイジ[THEATRE BROOK]をプロデューサーに迎えたアルバム「地球をとって よ!」が全国発売&配信開始。また、イベント「地球をとってよ!」@代官山UNITはOKI、ダブルフェ イマス、Shing02、Buffalo Daughterらを迎え数年続けた。
2010年PARCOのコーポレートキャンペーン「Love human」のアイコンに抜擢され4本の宣伝に 出演しパルコの依頼の元「Love human」作詞作曲する。パルコ劇場での初のホールコンサート はSOLD OUT。
その後清水靖晃、 Arto Lindsay、Cyro Baptista, Kip Hanrahanなど世界の巨匠とライブやコラボ レートもし話題を呼ぶ。
2011年よりフランスの名プロデューサーマルタン・メソニエ氏 (Fela Kuti, Robert Plant & Jimmy Page, Khaled, Don cherry, Manu Dibango..) と出会いフランスに拠点を移し日本の民謡と電子 音をミックスした新しいプロジェクトを一緒に開始し新譜 2015年»KODAMA »をリリース。その後 5年間ヨーロッパ中心に活動しドイツ、スイス、スエーデン、ロシアと数多くの海外フェスに出演し 最強のパフォーマーとして話題を呼ぶ。特にドイツにファンが多く、現地メディアは彼女をパンク シャーマンと命名した。
同年、中村中誘われ美空ひばり23回忌イベント"HIBARI 7 DAYS"に中納良恵と共に参加。 2015年アニメ「アカメが斬る」の「chant de Roma」で作曲家岩崎琢に誘われオーケストラと共に
歌を収録。 その後3年間のロンドン滞在を経てマイアは新しい土地で更に進化し、ひとり音楽世界を深めて
いったのち新譜 『Aïda / 間」が生まれた。
彼女が本来持っているユーモアや距離感を持って難しいテーマ、亡命、アジア人に対する差別問 題やフェミニズム、アイデンティティ問題などを歌っているオリジナルに加え前のアルバムと同じく 日本の民謡をアレンジした曲もいくつか入っている。「東京音頭」や「花傘音頭」「リンゴ追分」「大 漁歌い込み」にフレンチラップが混ったりと日仏が今までにない域で混合しているだけではなくそ こに大事なグルーヴが加わり彼女が長年培ってきた独自の音楽感とネオプリミティブサウンドで 更に進化した唯一無二のマイアサンドの作品になっている。
2021年6月アイススケーターの高橋大輔と村元哉中選手が北京オリンピックを狙った選手権にマ イア・バルーのソーラン節を使うと発表し日本でマイアの歌が再度注目される。

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